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モルモット飼育情報

モルモットの飼育情報 目次

モルモットとは・・

モルモットの品種

モルモットの飼育

繁殖について・・

モルモットの病気



モルモットとは・・・

モルモットは野生のペルーテンジクネズミ・パンパステンジクネズミを家畜化・ペット用に改良した動物です。
野生のテンジクネズミは南米(ペルー、ボリビア南部、チリ北部など)の山地に住んでおり、夕方〜夜に活動する夜行性の動物です。

彼らは自分達で作った巣穴や他の動物の古巣にすんでいます。5〜10匹ぐらいの群れを作りケンカは滅多にしません。

インカ帝国の時代から食肉用としてすでに家畜化がされていました。現地では今でも食用として養殖をしています。16世紀にドイツ人がヨーロッパに連れて帰り、そこから全世界に広がりました。モルモットは英名で「ギニアピック」といいます。この「ギニア」は「ガイアナ」の誤りだと言われ、「ピック」は体型がブタに似ていることと、モルモットの肉の味がブタに似ていたからつけられました。

日本では、飼育のしやすさから、動物園や児童公園、学校での飼育動物として飼育されることが多いのですが、その種類の豊富さゆえに、家庭での飼育も増えてきました。家族の一員(ペット)としての地位も確立してきました。

動画で紹介(Facebook動画)

モルモットの紹介
目属性 ゲッ歯目 テンジクネズミ科 テンジクネズミ属
生息地 基本的に野生には存在しない。
(ペルーテンジクネズミ・パンパステンジクネズミの家畜個体)
体長 20〜30cm(尻尾はありません)
基本的にオスの方が大きく成長します。
体重 オス:900〜1200g メス:700〜900g
寿命 平均で6〜7年
特徴 約3000年前に南米で家畜化され、近い仲間としてはヤマアラシやカピバラ、ペットとしても飼育されているチンチラ、デグーなどがあります。ウサギは食性や飼育方法がにていますが分類的には遠くにあたります。

ずんぐりした体型で頭が大きく足は短いので速く走れません。耳は大きくて立ち耳の個体と垂れ耳の個体がいます。性格は臆病で繊細、おとなしくかみついたりあばれたりすることは滅多にありません。そのため幼児のいる家庭にも適しています。

元々集団生活をする動物なので社会性があり、時間をかけて馴らすとべったりとなつくようになります。また、「プイプイ」「キュイキュイ」とよく鳴き、音声でのコミュニケーションを飼い主と取ろうとします。

人間と同じようにビタミンCを体内で合成できないのでビタミンCを豊富に含んだ食事が必要。
食事 〔飼育下〕
主食:モルモット専用フード・牧草
副食:野菜(小松菜・ニンジン・キャベツなど)・果物(リンゴなど)
繁殖 オスは生後60日、メスは生後45日ぐらいで繁殖可能。
モルモットは季節に関係なくいつでも繁殖することが可能です。メスのモルモット発情周期は16〜19日間隔でおきます。

モルモットの発情期間は4〜17時間くらいで、この間に交尾が行われると妊娠します。
妊娠期間は60〜80日ぐらい。一度の出産で1〜6匹生みますが平均は2〜4匹です。
性別 外見での判断は、成熟前では特に難しいです。

メスは生殖器の部分が尿道口や肛門を含めて、Y字のくぼみや縦長の形になります。
オスの生殖器、肛門の開口部は丸い形です。
成熟するとオスは精巣が陰嚢におさまり膨らんで見える為、わかりやすくなります。

 (左:オスの生殖器、右:メスの生殖器)
飼育環境 モルモットは高くジャンプすることが出来ない為、用意するケージは高さよりも底面積を重視したものが良いです。
また、臆病な生き物ですから、必ずケージ内に隠れることが出来るシェルター(巣箱など)を設置しましょう。

1年を通して、なるべく一定の温度と湿度を保つことが大切です。温度は20-26度、湿度は40-60%が好ましいです。
夏は26度以上、冬は15度以下にならないようにエアコンなどで温度管理を行いましょう。また、湿度が高い状態(70%以上)は、モルモットが皮膚病を起こしやすくなります。

過食はしませんが、基本的に食事量・排泄量が多い為、毎日こまめに掃除をしてあげましょう。そしていつでも新鮮な牧草とペレットが食べられる環境作りが大切です。