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プレーリードッグ資料室

アメリカでのペスト感染について



数年前、アメリカのニュースで現地の自然公園で放し飼いされていたプレーリードッグと接触した子供がペスト菌に感染して死亡したという事件がニュースで流れました。このような事例は過去にもあり、ペスト菌を保有するノミが野生のプレーリードッグや野ネズミにつきやすいためです。

このノミに刺されたプレーリードッグは死亡率が高く、人間もこのノミに刺されれば、免疫力が弱い子供や老人は死に至る場合があります。プレーリードッグから噛まれたりひっかかれたりして感染するのではなく、ノミが人間に移動して感染します。ペストは腺ペストでリンパ節が腫れるのが特徴です。

プレーリードッグがペストに感染しているかどうかを確かめるには、腫れているリンパ節から分泌液を採取して検査するか、血液検査をする方法になりますが、日本では検査する機関が少ないため困難でしょう。また早期治療(抗生剤投与)で治ることもありますが、感染すれば、すぐに死亡するケースがほとんどのようです。

残念ながら日本に輸入されるプレーリードッグは野生で捕獲されたものも多く、ノミに寄生されたものが国内に持ち込まれる可能性は十分にあります。また飼育環境の悪い輸入会社や問屋内で海外から持ち込まれたノミが生息していたり伝搬していたりする可能性も否定できません。しっかりした輸入会社は衛生に十分配慮していますが、そうでないところもあります。

プレーリードッグはこのノミに刺されれば短期で死亡しますので、購入後より日数が経過している皆様が飼育されているプレーリードッグは、感染していることはまず考えられませんので心配する必要はありません。また、日本に存在するノミはペスト菌を保有していませんので、日本でノミがついたとしてもまず心配いりません。購入する前からノミがいる場合には注意が必要です。もし飼い始めたプレーリードッグにノミがいて数日後に死亡し、その後飼い主に原因不明の高熱、頭痛、筋肉痛、悪寒、リンパ節肥大などの症状があらわれたら、すぐに医師の診断を受けるべきです。ただし日本で発生した例はいまのところ1件もありません。

プレーリードッグが決して危険な動物ということではありません。しっかり健康管理をしてあげる人間にかかわってくるのです。すでにプレーリードッグを飼っているかたは、今まで以上に健康に気を配り、かわいがってあげてください。決して捨てたりしないようにしてください。

プレーリードッグは、輸入ルートがしっかりしていて管理が行き届き、信頼できるところで購入することがいいでしょう。今後、日本では、輸入規制(検疫)についても検討がすすめられていますが輸入禁止になることはないと思われます。まだどうなるか決まっていませんのでわかりませんが、動物検疫での滞留期間(1〜3ヶ月)が行われれば、コスト高による生体価格の高騰とベビーサイズよりヤングサイズが主流になることも考えられます。

プレーリードッグがペストに感染すると、リンパ節の腫張や鼻出血がみられます。菌分離で検査されます。獣医師はプレーリードッグにペスト感染を発見した場合は都道府県知事に届けなければならないとされています。

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