投稿163:副鼻腔炎

最初気がついた症状は:
昨年の暮れ、迷子プレ(捨てプレ)を警察署より引き取りました。引き取った時点で鼻水と鼻血混合した物が大量に鼻から出ていて、呼吸もしづらい状態でした。

症状についてコメントがあれば
典型的なオドンドマ(歯牙腫)の症状でした。この時点でお腹にガスが溜まっていてパンパンな状態でした。

どんな検査をしましたか:
レントゲン。犬山動物病院(愛知)にて診察と治療をしてもらいましたが全国から同じようなプレをつれてこられる方が多いそうです。

診断結果は:
末期的な歯牙腫による、副鼻腔炎。

治療方法は:
最初は鼻血を止めるための抗生剤の投与。その後、まだ術例が少ない鼻腔に新しいバイパスを通す手術をしました。この子の場合、腹腔内にかなりガスが溜まりその為心臓にかなり負担が掛かっていたので、手術の成功率も50%でした。この手術は鼻骨に新しい穴を開け、チューブを気管支まで挿管します。

その後の経緯は:
1回目の手術ではバイパスの穴が小さめで、直ぐに分泌物が詰まり呼吸不全を起こしそうになりました。そこで、時期を改め再び穴を大きくする手術をしました。幸いな事にこの子は2回の手術に耐えてくれたので、今は自宅でバイパスチューブの洗浄と吸引をしています。呼吸も楽になったようでチューブの先から呼吸を感じます。環境の変化や気温差で分泌物の量が変わり、洗浄に戸惑う事もありました。

他の飼い主さんにアドバイスがあれば:
この手術は歯を抜いたりする手術ではありません、まだまだ術例が少なく獣医師の先生達も試行錯誤で取りかかって頂きました。特にこの子は性格が大人しくまた人なつっこい子だったので、バイパスのチューブを自分で抜くこともなく、また洗浄の痛みにも十分耐えてくれました。この子の場合この方法が一番良かったかと思います。ただすべてのプレちゃん達に適した方法では無いと思いますが元気になって戻ってくれた事が一番嬉しいですね。(チューブの洗浄と吸引の後は痛みが走るらしく、かなり暴れます。それをなだめるのが一番辛い時ですね)

最期に・・・・
引き取った時点で末期の歯牙疾患・・・正直とても辛かったですね。回りからも「愛着が湧く前から何でそこまでできるの?」と良く聞かれました、自分の家の敷居をまたいだ日から私に取っては大事な家族です。プレ好きな人や獣医師の先生に支えられてこの子は新しいプレ人生を歩み出せたと思っています。1日でも長く一緒に居られるように、と願っています。



投稿:匿名希望様


BACK