投稿80:骨折

最初気がついた症状は:
 母親から半泣きで電話がありました。しゃがんだ状態でだっこしていたら、腕からすり抜け、肩まで上がってそのままコンクリートの地面に転落したとのこと。すぐに病院に連れて行くように指示しましたが、プレーリードッグを診てくれる病院が近くになく、しかたなく自分が仕事を早引きして車で少し離れた病院まで連れて行きました。

症状についてコメントがあれば:
 ギャーギャー鳴きながら、後ろ足が全く動かず、前足だけでほふく前進のようにしていたそうです。自分が家についた頃にはケージの中でじっとしていました。

どんな検査をしましたか:
 レントゲン検査と、内臓損傷の疑いもあるため尿検査もしてもらったようです。

診断結果は:
  内臓の方は異常はありませんでしたが、背骨骨折の上、神経に損傷があるみたいで下半身不随になるかもしれないという結果でした。足の骨折だと思っていたのでとてもショックでした。

治療方法は:
 ギプスで固定できないので、とにかく動かさないこと。ケージも動き回れないように小さい箱に変えました。あいかわらず足が動かないようで、寝返りをうつにしても、ゴソゴソと時間がかかっていました。 ウチに来て3ヵ月、生まれてまだ半年だというのになんてかわいそうなんでしょう。自分に選ばれて、購入され、下半身不随…。もし、自分以外の人が選んでいたら…。彼の人生がとても不憫に思えました。 だけど、「この家に来て幸せだった」と彼に思ってもらえるように、病院の先生の協力のもと、前向きにこのコを育てていく決心をしました。 下半身不随になると、尿が自分の力でできないようになってしまうらしく、圧迫排尿を教わりました。あと、足に神経が無い状態なので、異物と勘違いして自咬症になるので注意するように言われました。とにかくよく観察するようになりました。

その後の経緯は:
 先生、家族、そしてなにより彼自身の頑張りのおかげで、びっこを引きながらも歩いたり走ったり出来るようになりました。プレーリードッグの特長でもある後ろ足だけで立つことはできませんが、それでもエサを片手でつかんでバクバク食べてくれます。 しかし、これまでにいろんな病気やケガを併発しました。圧迫排尿がうまくできずに膀胱炎の一歩手前までにさせてしまうし、一番心配していた自咬症が出てしまって、左足の指が一本なくなってしまいました。それから、併発の症状なのかはわかりませんが、夏の暑さのせいで、熱中症にもなってしまいました。 本当にいろいろ大変でしたが、今ではあの頃が信じられないぐらいに元気になり、みなさんが困っているという家の中の破壊活動も、ウチではニコニコしながら見ています。

他の飼い主さんにアドバイスがあれば:
  「転落事故が多い」と聞いたのは、転落事故を起こした後でした。自分のプレーリードッグに対する知識のなさのせいで、我が家のプレは足が不自由になってしまいました。「かわいい」「流行っている」だけでペットを飼うなんて絶対にしないと自負していたのに、結果的に同じようなことになってしまって、彼には本当に申し訳ないと思います。月並みですが、みなさんも十分に注意してあげてください。 最後に、これからプレーリードッグを飼おう思っている人が、このHPを見ていることを切に願います。 

投稿:前様


BACK