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飼育相談室

飼育相談のコーナーです。ご質問にお答えしています。質問と回答を公開しておりますのでご参考になさってください。

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『 相談の内容紹介(一部です) 』

Q1 モルモット、ハムスター、ウサギのどれかを飼いたいと思うのですが、飼育しやすいのはどの動物でしょうか?

飼い主さんの生活環境や家族構成によって変わってきます。環境的に、モルモットやウサギは大きなケージが必要になります。またハムスターは夜行性のため、子供さんの世話では逆にハムスターにストレスがかかってしまう場合があります。モルモットは排泄物の量が体の大きさの割に多いので、まめな掃除が必要です。どんなに小さくても命のあるものですから、安易な飼育は考えず最後まで飼育できるかよく考えて、良いパートナーを見つけてあげましょう。
Q2 シマリスが秋口になって急に凶暴になり、世話もまともにできません。
シマリスはまだまだ野性味が強い動物のため、秋口になると冬眠の準備で食料を蓄えようとします。一般の飼育下では、食事がしっかり与えられますが、野生では食料を確保するため、縄張りを越えてシマリス同士がケンカをする事が多々起きます。また発情期が重なって凶暴になる場合もあります。一時的なものですので、しばらく我慢してあげましょう。凶暴になったからと言って捨てたりする事はやまてくださいね。

Q3 デグーがしきりに鳴くのは寂しいからですか?

デグーは齧歯類の中でも音声コミュニケーションが非常に発達している動物です。その為鳴き声でもいろいろ意味があり、寂しい場合や威嚇・苦痛・恐怖・警戒・求愛等でいろいろ鳴き声が変わります。一緒に生活をしていると自然と違いが分かってきますよ。

Q4 飼っているウサギが急に足をだんだんして、ケージの中で暴れたりします。ストレスですか?

この行動は「スタンピング」と言い、野生のウサギでは仲間に危険を知らせる行動になりますが、人間に飼育されているウサギ達は、何かしらの危険を知らせるだけではなく何かの要求や不愉快な場合にスタンピングをする場合が多々あるようです。ケージから出してほしい場合や、他のウサギの臭いがした場合、また食事の内容が気に入らない場合等でもスタンクピングをします。この行動は同時に暴れたり、「ブーブー」と鳴く事もあります。

Q5 モルモットの鳴き声に意味はありますか?

モルモットの鳴き声で代表的な物はいくつかあります。「プィプィ」と短く鳴いて飼い主さんによってくる場合は、甘えていたり機嫌がいい場合が多く、「キュイーキュイー」等は何かを要求している場合が多く特にエサの時間に良く聞くことが多いでしょう。「グルルルル」は主に求愛行動にオスが発します。恐怖を感じた場合は「キィーキィー」と非常に甲高い声を出します。モルモットも個体差があるので、これ以外の鳴き声もたくさんありますよ。是非お家の子だけの鳴き声を見つけてあげてくださいね。

Q6 ウサギがケージ内の囓り木は全然囓らないのですが、散歩中、家具や柱は良く囓ります。どうしたらいいでしょうか

この場合、囓り木の大きさや材質がウサギにとって魅力を感じられない可能性があります。一度ケージの中に安全な広葉樹の角材等入れてあげると、突然囓る可能性もあります。ウサギはあまり小さい囓り木は囓ってくれない場合もあります。

Q7 モルモットのケージに巣箱を入れたら、全然出てきてくれないのですが・・・

モルモットは臆病な動物のため、巣箱などの隠れ家ができると本能的に隠れてしまいます。特に環境になじんでいないと、どうしても巣箱に入りっぱなしになってしまうかもしれませんね。無理に巣箱から出してしまうのは、逆にストレスになってしまうのでしばらくはそっとしてあげましょう。モルモット自信が安心すれば、自然と巣箱から出てくるでしょう。

Q8 モルモットに高さのあるケージは必要ですか?

モルモットはジャンプする能力がウサギやデグーに比べると、無いため高さのあるケージは必要ではありません。モルモットの場合、高さよりも底の面積を広くしてあげましょう。

Q9 デグーを市販のプラスティック水槽で飼育したいのですが・・・

デグーは非常に囓る力が発達していますので、プラスティックではすぐに囓られてしまいます。ガラスの水槽が良いでしょう。ただしガラス水槽は湿気がこもりやすいので、換気ができるよう工夫してあげてくださいね。

Q10 シマリスが運動不足になると思い、回し車を入れたら、足を挟んでケガをしてしまいました。どのような回し車が安心ですか?

足を挟んでしまうような子の場合でしたらば、平面タイプの回し車がいいでしょう。回す部分が網目ではないので、足を挟む心配は少なくなっています。

Q11 モルモットにウサギ用のペレットフードを与えてもいいですか?

モルモットもウサギも同じ草食動物なので、理屈上では与えても問題は無いですが、モルモットはウサギと違い、体内でビタミンCが合成できないため、長期間に渡ってウサギ用のフードを与えますとビタミンC欠乏症になりますので、注意が必要です。

Q12 モルモットやデグーはビタミンCを与えなくてはいけないと聞いたのですが、なぜですか?

モルモットやデグーまた猿類等は、人間と一緒で体内でビタミンCを作ることができないため、食物やサプリメントから摂取しなくてはなりません。ビタミンCが不足しますと、出血しやすくなり(壊血症)体内のあちこちで内出血が起こります。また免疫力や抵抗力が下がるため様々な感染症にかかりやすくなり、繁殖障害、成長不良等様々な症状を出してしまい、寿命もかなり短くなってしまいます。このようなことからも定期的にビタミンCを与えることは大事なことです。

Q13 ビタミンCはどのような物を与えればいいですか?

良質なモルモットやデグー専用フードですとビタミンCがフードに添加されています。ただしビタミンCは、熱・光・酸素にふれるとすぐに分解が始まりますので、良質なフードでも保管状態が悪いと、ビタミンCが分解されてしまう場合がありますのでフード保管状態には注意しましょう。できれば遮光性の容器にいれ、冷暗所に置かれることがおすすめです。またフードだけに頼らず草食動物用のビタミンCのサプリメントも与えましょう。野菜・果物ですと、リンゴ・イチゴ・キャベツ・セロリ・パセリ・小松菜等がビタミンCが豊富ですので、オヤツ程度に与えられると良いですね。またローズヒップもビタミンCが豊富なオヤツです。

Q14 うちのウサギは乾燥の牧草を全然食べません。どうしたら良いでしょうか?

乾燥の牧草はいろいろな種類があり、また同じ牧草でも一番刈りや二番刈り等で、牧草の香りや柔らかさも変わっていきます。今与えている草をどうしても食べてくれない場合は、販売メーカーを替えてみたり、草自体の品種を変更されても良いでしょう。(チモシーからオーツもしくは、オーチャードグラス等)ただし、豆科のアルファルファはカルシウムとカロリーが高めなので、子ウサギや妊娠・授乳期の親ウサギはいいですが、高齢・肥満・泌尿器系のトラブルがあるウサギに与える場合は、与える量を気を付けましょう。

Q15 ハムスターが固形ペレットフードを隠すばっかりで食べてくれません。

ハムスターはおいしいものがあると、そればかり食べてしまうので、ひまわりの種やシード系の物をペレットと一緒に与えているのでしたらば、ペレットフードの比率を上げられて全体の食事の量を減らされるといいでしょう。

Q16 モルモットは生後六ヶ月を過ぎると、メスは繁殖できないと聞きました、何故でしょうか?

モルモットは出産時に骨盤が大きく開きます。その骨盤の関節が生後六ヶ月〜八ヶ月を過ぎるとホルモンが分泌され、骨盤の関節が固まり開かなくなります。六ヶ月を過ぎてからの出産は、難産になる危険性が非常に高くなり、胎児の死産や最悪の場合母体の命も危険になってしまいます。理想的には生後三ヶ月頃には交配をかけられると良いでしょう。

Q17 メスのデグーを1匹買って、一ヶ月したら突然子供を産みました・・・。

デグーの妊娠期間は、70〜90日と言われます。また早熟な個体では生後一ヶ月未満で繁殖できる個体も居ますので、販売店ですでに妊娠していた可能性は十分あります。

Q18 出産が近いウサギが、急に毛をむしり始めました。妊娠のストレス?

ウサギは出産が近づくと、生まれてくる赤ちゃんのために、自分の胸〜腹にかけての毛をむしり柔らかなベットを作ります。ウサギの赤ちゃんは産まれたばかりは丸裸で、体温調整が殆どできないため、母親の毛が保温の為に必要とも言われますし、母親の臭いを覚える為とも言われます。

Q19 母ウサギが赤ちゃんウサギに、1日1回しかミルクを与えていないのですが、育児拒否でしょうか?

ウサギの母乳は非常にカロリーが高いため、野生下でも1日1回〜2回程度で、哺乳時間も短時間になります。ウサギは食べられる立場の動物のため、哺乳に時間をかけますと、敵にねらわれやすくなってしまうからです。どんなに少なくても、子ウサギがちゃんと成長していれば心配はいりません。

Q20モルモットが出産後大量に脱毛しました、病気でしょうか?

モルモット妊娠後期から、出産後にホルモンのバランスが崩れ、脱毛する場合があります。これは一時的な物なので、落ち着くと元に戻ってきます。

Q21 モルモットとウサギを同じ空間で飼育しない方が良いと聞いたのですが何故でしょうか?

ウサギはいろいろな呼吸器疾患の菌を保菌している場合が多く、これらはウサギ同士では問題が起きないのですが、モルモットでは感受性が非常に高く、特に抵抗力の低いベビーや老齢個体では、発病して肺炎を起こしてしまう場合があります。モルモットとウサギはなるべく同一空間では飼育せず、食器や水入れ等は共有しない方が良いでしょう。もちろん定期的な健康診断やストレスのかからない、衛生的な環境で飼育する事も大事ですね。

Q22 デグーの目が白くなってしまいました。

デグーは他の動物に比べますと、白内障になる比率が高いです。1歳未満で発病してしまった場合は遺伝性の可能性が高いです。また高齢になってから発病した場合は、糖尿病や加齢が原因の場合が多いです。白内障になってしまってもデグーは嗅覚と聴覚が発達しているので、生活にはほとんど支障はありませんが、糖尿病性の場合は獣医師の診断と治療が必要です。

Q23 最近うちのデグーが水ばかり飲んで、オシッコも大量にするようになりました。糖尿病でしょうか?

デグーは他の動物に比べると糖尿病の発症率が高く、幼弱個体〜老齢個体までなる可能性があります。幼弱個体の場合は大半が遺伝が原因ですが、糖質の高い食事を続けられた場合にも簡単に発病してしまう場合があります。デグーは犬・猫の様な糖尿病治療薬が無いので、獣医師の定期的な診察と食事管理をメンイにしてあげます。食事は低カロリー・高繊維質の食事を主にしましょう。

Q24 5歳のメスのウサギですが、この頃水をよく飲み、遊んでいてもすぐに疲れてしまいます。

5歳ですと、ウサギでは高齢域になってきます。特にメスのウサギは5歳を過ぎたあたりから生殖器系のトラブルが増えますので、一度獣医師の診断を受けられる事をおすすめいたします。水を欲飲む場合、糖尿病も考えられますが、子宮蓄膿症や子宮水腫また卵巣水腫等なども考えられます。特に陰部から何かしらの分泌物がある場合は早急に獣医師の診察を受けてあげましょう。

Q25 ウサギの便がじゅじゅの様につながっていますがなぜでしょうか?

ウサギば毛繕いの時に一緒に自分の毛を飲み込みます。その毛が便と一緒に排泄されるとじゅじゅの様につながって出ます。この状態がひどくなると、お腹の中で毛がボール状になって胃を圧迫してしまうので、早めに毛球症用のサプリメントや食物繊維の豊富なチモシーの乾燥牧草をたっぷり与えてください。特に歳を重ねると毛球症になりやすいので、定期的な健康診断も忘れずに。

Q26 デグーが逃げたときにしっぽを持ったら、抜けてしまいました・・・・

デグーやシマリスは尻尾の皮膚が非常に弱く、少しの力で皮膚ごと抜けてしまいます。ひどい場合は尻尾の関節もごと切れる場合もありますが、もしもこの様な状態になってもあわてず、傷の確認をして、出血がなかなか止まらない場合は獣医師に相談しましょう。残念ですが尻尾は二度と生えてきません。

Q27 モルモットが食欲不振になってしまいました。

まず、食欲不振になった原因を探してあげましょう。病的な場合はまず病気の治療を最優先にします。ストレスが原因の場合は原因を取り除いてあげましょう。モルモットはちょっとしたことが原因で簡単に食欲不振になります。食欲不振の場合、オヤツや自然の食べられる野草を与える事により、改善される場合もありますので、いろいろチャレンジしてみましょう。

Q28 アメリカンファジーロップを健康診断に連れて行きましたら、先生より「毛が長いウサギなので毛球症に気を付けるように」と言われました。毛球症とは何ですか?

ウサギは毛繕いの時に、一緒に毛まで飲み込んでしまいます。少量ならば糞と一緒に排出されますが、毛量が多いウサギや毛足が長いウサギですと、一回の毛繕いで飲み込んでしまう毛の量が多くなります。最初は少しでも、段々胃の中で毛が蓄積され、やがて胃がパンパンになってしまい、最悪、胃の出口を塞いでしまう事もあります。今では、市販で毛球症予防のサプリメントやドライフルーツがありますので、これらを上手に利用されると良いですね。毛量の多いウサギは、定期的なブラッシングも大事です。

Q29 子ウサギを買ってきたら、すぐに下痢を始めてしまい、動物病院で「コクシジウム」と言われました。どうすればいいですか?

コクシジウムは草食動物によく見られる寄生虫です。原虫類になります。感染力が強く、駆虫薬を飲ませて完治したように見えても、また発症する場合が多々あります。市販のウサギの大半は持っていると思われた方が良いでしょう。コクシジウムは肝臓に寄生するタイプと腸管に寄生するものがありますが、子ウサギなどが発症するのはほとんど腸コクシジウムです。母ウサギがコクシジウムに感染していると子ウサギにも殆ど感染しています。子ウサギは、離乳食で母親の糞を食べるため感染します。コクシジウムは宿主(感染している体)が弱って抵抗力が下がると一気に出てくる場合があります。ひどい場合は腸炎なども併発しますので、注意が必要です。今は良い薬がありますので、定期的な検便や清潔な飼育空間を保ちストレスをなるべくかけないよう飼育してあげてくださいね。

Q30 ウサギがカゼをひいて、動物病院で抗生剤をもらい与えたら、下痢になりました。

カゼの原因になる雑菌は通常、抗生物質を投与して治療しますが、この抗生物質は体に害のある雑菌を殺す反面、腸内の善玉菌等も一緒に殺してしまいます。その為、腸内に悪玉菌が発生し、腸内の健康状態が保たれなくなります。ひどくなると下痢や腸炎をおこし、体力の少ない子ウサギなどは死亡してしまう場合があります。この様な事を防ぐには、薬を処方してもらった場合は、乳酸菌製剤も一緒に処方してもらいましょう。無理な場合は市販のヨーグルトやヤクルト等を与えられるといいでしょう。繊維質の多い牧草もたくさん与えると、効果的です。

Q31 3歳のネザーランド・ドワーフラビットをしていますが、今まで食べていたエサを急に食べなくなり、涎を出すようになりました。

涎を出している場合の可能性としては、何かの中毒や口腔内のトラブルが考えられます。中毒の可能性が無ければ、一度獣医師の元で口腔内の検査をされると良いでしょう。ウサギは前歯(切歯)の確認は容易ですが、奥歯(臼歯)の確認は獣医師の使用する特殊な検査器具が必要になります。特にネザーランド・ドワーフラビットの様な可愛い丸顔のウサギは、顔の長いウサギに比べて、歯のトラブルがかなり多くなります。

Q32 モルモットにシラミがわいてしまいました。

モルモットにシラミは非常に良く発生します。主に「モルモットハジラミ」と言う種類で、人間には寄生しません。ただしモルモットを大量に飼育していたり、湿度が高い空間ですとかなりのスピードで寄生が広がります。まず動物病院で検査をして、シラミ用の駆虫薬を投与してもらいましょう。シャンプーも効果的ですが、モルモットは水が苦手な動物のため、あまりおすすめはできません。ケージや生活空間を常に清潔に保つ事も大切です。

Q33 敷き材を変えたら、ハムスターのお尻がはげてしまいました。

ハムスターの脱毛の原因はいろいろありますが、今回の場合は敷き材のアレルギーかと思われます。特に針葉樹(スギ・マツ)はアレルギー性が高く、習性上、敷き材に潜ってしまうハムスターは脱毛を起こしやすくなってしまいます。元気・食欲があり、脱毛以外の健康状態で問題が無いようでしたらば、一度敷き材を広葉樹や牧草のタイプに変更されて、ハムスター用のビタミンサプリメントを与えられても良いでしょう。