はじめにお読みください

　愛するフェレットがいつも健康であればそれに越したことはありません。しかしフェレットも人間と同じように、時として体調を崩すときもあります。そんなときは飼い主としてもとてもつらい思いをします。特に食事をとらない時などはとても心配になってしまいます。

　ここで紹介するダックスープはアメリカで飼育経験の豊かな人たちによって作られたフェレットの為の療養食です。ですから飼い主が家で精一杯の愛情をこめた看病をしてあげたいという気持ちの上になりたっております。しかし、決して病院に行かなくても良いということではありません。またスープが医療効果をもたらす保証を必ずしもしておりません。病気治療はあくまで獣医さんの指示を受けられることをおすすめします。

　ここで紹介するダックスープは海外のフェレットメーリングリストからの情報とナショナルフェレットヘブン発行のCOOK BOOKを参考に、当社が実際に試してみた経験と当社の協力獣医師との試行錯誤の結果、当社独自の情報として公開しています。

　ダックスープの類似効果を期待できる「メインバーグ・ゴートミルク」についてはこちらのページを参照ください。

ダックスープとは

　ダックスープは病み上がりや手術後のフェレット、病気でフードが食べられないフェレット、出産直後のフェレット、痩せすぎのフェレット、ストレスのたまったフェレット、年をとったフェレットに最適なスープです。アイソカルを使用したダックスープは栄養価が高く、消化吸収も良いのでおすすめです。そして、乳糖を全く含まないので、胃腸障害や下痢の子にも安心して与えられます。またアイソカルはお値段も安いため、長期の給餌が必要なときでも飼い主さんの負担が少ないです。

　フェレットは食事を全くとらなくなると、みるみるうちに衰弱していき、命を簡単に落とすことになります。命を維持するためには一口でもいいから飲み込ませなくてはなりません。幸いに回復したあとには、普通のドライフードに戻していく必要があります。しかしダックスープの味を覚えたフェレットは、なかなかもとのフードを食べようとしなくなりますので、根気よく切り替えてください。

ダックスープ・基本レシピ

[材料]

●アイソカル・プラス	１個（200ml）	アイソカル・プラス
●水	200ml
●ふやかし用の水	適量
●フェレット用ドライフード	100g
●バナナ	少々
★愛情	いっぱい

（上記の分量は食欲や他の併用食によっても異なりますが約１週間分です）

ダックスープ・作り方と与え方

【作り方】

�@ドライフードを同量程度の水でふやかしておきます。フードの銘柄によって水の量を調整してください。

�A上記の材料をミキサーなどでよく混合します。１食分づつ小分けして冷凍します。１日に３回程度に分けて与えます。与えるときは人肌に温めて与えます。濃い場合は解凍時に水で薄めてあげます。

【与え方】

最初はフェレットの鼻か口に少しつけて味見をさせます。味の好みにうるさい子はあげるのに最初は苦労するかもしれません。その場合は乳糖を含まない子猫用粉ミルク「エスビラック」や「ゴートミルク」をスプーン１杯添加してみて趣向性を高めてみるといいです。どうしてもダックスープでも飲んでくれない場合はゴートミルクを直接飲ませてあげてください。

※食べ残したダックスープは保存がききませんので必ず処分してください。

強制的に与える場合は針なしの注射シリンジを犬歯の後ろに差し込んで流し込みます

皆様のフェレットが１日も早く健康になりますように。上記の材料等は当店の通販ですべてそろいます。定番商品コーナーに見あたらなくても注文フォームの「その他注文欄」に記載して注文ください。ダックスープについては当社のスタッフ、協力獣医師が相談にのります。

[前のページにはブラウザの「戻る」ボタンで戻ってください]